北九州の伝統工芸品「小倉織」を製造販売する「小倉織物製造」の新工場が北九州市小倉北区紺屋町に完成しました。
今回は、新工場お披露目という事で、ご招待を受けましたので見学をさせていただきました。

江戸時代初期に豊前小倉藩で生まれた綿織物で、350年以上続いた小倉織は昭和初期に途絶えましたが小倉での生地生産復活は約80年ぶりです。

「小倉織」は、地厚で丈夫、なめらかな木綿布、武士の袴や帯として織られたものです。経糸が多いため(緯糸の3倍の密度)表現としては、たて縞となります。色の濃淡による立体的な世界を創りだし、なめし革のような風合いを持つ個性的な織物です。

早速、『縞縞』さんで、生地とネクタイを購入しました。
縞の濃淡がなんとも絶妙に素敵です。
この小倉織の生地生産復活にあたって、筑後の織元さんの協力もあったのはとても嬉しいことです。

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