『ARTIST INN MEIJIKAN 2022』レジデンスプログラム
公募選考結果と選評のお知らせです。
『ARTIST INN MEIJIKAN 2022』
◆審査結果
高梨麻梨香さんが選出されました。
◆審査員による選評
人間をはじめ、すべての生物の内なるもの、それを成らしめる環境は未知の世界で溢れています。そして、その行動は関心によって誘発されていると考えます。
時代の変化と共に移りゆく環境への違和感(もしかして、深い関心?)は行動を誘発し、それが創作へとつながります。今回のAIRに応募された多彩な手法に大きな希望を抱きました。使う素材や空間、身体や時間の関わり方など、創作において無限の方法が許されています。「こうあるべき」などという基準はそもそもないんです。
問題にしたのは無限の手法を使って深い関心に触れようとする態度です。結果がどうであれ、コンタクトを試みる態度そのものが美しいのだと確信しています。
九州の要のエリアとしての筑後にこのような機会が生まれたこと、それに応募していただいた若い表現者に敬意を表し、感謝したいと思います。さて、これからどうなるか、楽しみです。
美術家・秋田公立美術大学教授  藤浩志
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どの作家も捨てがたく、全員採用してグループ展にしたら面白いのでは…と勝手に妄想していました。演劇的なアプローチで応募があることに新しさを感じました。これはブラッシュアップすると実現できそうです。高梨麻梨香さんは実は一番良くわからなかった。でも、一番何かやってくれそうな勢いを感じました。ぜひ筑後の町を縦横無尽に疾走して、ユニークな作品をつくりあげてくれることを期待しています。
熊本市現代美術館学芸員  坂本顕子
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多数の応募をいただきまして誠にありがとうございました。
皆さまの熱意と表現することの尊さとそのことへのチャレンジ精神に敬服いたします。
このご縁に感謝し、私たちもサポートしてまいります。
どうぞよろしくお願い致します。
MEIJIKAN 代表  徳永幸治

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